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2017年1月 6日 (金)

「巧遅は拙速に如かず」と

ココロに染みるフレーズ ~その漆百参拾参

「即断できないヤツはダメだ」と

当事者を揶揄する言葉があります

僕はこの言葉に賛同できません

この言葉に乗せられるといけません

経営者然り
個人事業主然り
組織の責任者も然り
物ごとはスピード感を意識しなければ
なりませんが
結論を出すのは猶予内極限まで
出すべきではないと思っています
極端な話
5秒で回答しなければならない時に
1秒で回答する必要は無いということです
残り4秒で回答後のシミュレーションをすべきで
誰しもが
そのシミュレーション能力を高めるべきです

何かの本にも
即断即決を美辞麗句で讃え
是が非でも推奨する言葉が並んでいます
そこには
世間を悪習で染め周囲を蹴落とす腹黒ささえ
発信者にあるのではとさえ勘ぐってしまいます

即断することがなによりも
優れており
洗練されているかの如く
この言葉に乗せられてしまっていては
いずれ
足元をすくわれ
浜の真砂の如く世に数多ある
厄災の被当事者になるのも
およそ時間の問題であろうというのも
ものの道理でないのかとさえと思えてきます

人は
急かされる状況に追い込まれれば
まともな判断はできないもので
よって
誰かの足元をすくってやろうと
企てる不届き者は
当事者を心理的に急かす状況に
追い込むのが常套策です

「巧遅は拙速に如かず」と
敬愛する孫子のお言葉がありますけれども
今回は少しばかり背いてみた次第です(笑)
かくゆう僕も普段は
「即断できないヤツはダメだ」と
周囲に吹聴していますし

僕も相当に腹黒い人間
に違いありません(笑)

冗談はさておき
残り4秒の回答後シミュレーションを
反復鍛錬すると
回答(結論)の精度は高められてゆく筈

「即断するべからず」

これは
僕の心に
いつも置いている言葉であります

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