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2017年7月21日 (金)

「目に見えるものしか信用しなくなった 目に見えないものは信用しなくなった」

ココロに染みるフレーズ ~その漆百拾弐

時折り、客の会話が耳に入る

最近では
景気の良い話で飲む客はほぼ皆無だ
楽しい話で飲んでいる客はあまりいない
日本に渦巻く閉塞感を肌で感じる


昨夜は会社を辞めるとのたまう客がいた
会話主に目をやると歳の頃が
まだ三十代前半といったところか
「本当に辞める奴は誰にも言わぬ」といった
僕の考えもあり
「俺俺詐欺ならぬ辞める辞める詐欺」かと
内心笑いながら話を聞いていたが
案の定といおうか
最終的にはオンナの話となり
馬鹿笑いしながら酒を飲んでいた

散々飲んだ挙句、会計は
会社名義での領収証を発行してくれとのこと
会社の文句を言いながら
会社のカネで酒飲んで
「いい会社じゃねぇかこの野郎」とも思う(笑)


それは笑って聞いていられる例だが
これが年配客となると穏やかではない
大きな夢を抱き会社に入ってきたのに
歳をとり四十代や五十代で
会社を辞めるといった話が耳に
入るとこちらも辛くなる
若い当時のことを見てきている僕に
とってはなおさら憂鬱だ


飲みシロを全額支払う
男気のある上司や経営者は殆どいなくなった
日本人の多くは
すべてがすべて守りに入ってしまって
今の日本はとても
つまらない世の中になっていると思う

損をしないで利益を得ようとするから
前衛的な考えを持つ外国の経営者に
すべて
先をこされてしまう

もはや日本には
若い人達の発想とかエネルギーを
度量で昇華させてやれる人がいないのではないか

目に見えるものしか信用しなくなった
目に見えないものは信用しなくなった

この閉塞感の根源は上司や経営者に
「失敗してでもいいからやってみろ」と
いえる人がいないということなのだろう

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